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光化学オキシダント

印刷用ページを表示する掲載日:2017年3月30日更新

光化学オキシダントとは

 光化学オキシダントとは,工場や,自動車から排出される窒素酸化物などが紫外線により光化学反応を起こし生成される酸化物質で,ほとんどがオゾンです。

  近年では,大陸からの影響や成層圏オゾンの降下による光化学オキシダント濃度の上昇が見られます。

 特に春季や秋季の日差しが強く,気温が高く,風が弱い日に,高濃度になりやすい傾向にあります

※測定値については,環境省のホームページから見ることが出来ます。

人体への影響は

 目がチカチカしたり,のどに刺激を感じることがあります。

光化学オキシダント注意報などの発令基準

 光化学オキシダント濃度が一定の基準に達した場合は,県から注意報等が発令されますので,市では市民の皆さんに防災無線を通じ,お伝えすることにしています。

区分

発令基準

注意報

 光化学オキシダント濃度が 0.12ppm以上となり,かつ気象条件からみて当該大気汚染の状態が継続すると認められるとき

警 報

 光化学オキシダント濃度が 0.4ppm以上となり,かつ気象条件からみて当該大気汚染の状態が継続すると認められるとき

(注) 「 ppm 」とは、英語で百万分の1を意味する言葉( parts per million ) の頭文字をとって作られた単位で、%(百分率)と同じように、百万分の1を単位とする比率の概念です(百万分率)。

光化学オキシダント注意報が発令されたら

すぐに健康への影響があるわけではありませんが,次の点に注意してください。

  1. マスコミの報道に注意してください。
  2. 屋外での過激な運動を控えてください。
  3. 自動車の使用や外出は控えてください。
  4. 目やのどに刺激を感じるときは、水道水などで洗眼やうがいを行ってください。また、症状に応じて医療機関を受診してください。

なお,被害を受けた方は,保健所,市役所まで連絡をお願いします。