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枕崎市総合振興計画
活力ある地場産業に支えられ 人情味あふれる 安らぎと潤いのある枕崎市を目指して
枕崎市は,昭和24年に県内で4番目,戦後初めての市として誕生以来,5次にわたって総合振興計画を策定し,すべての市民が力を合わせて市勢の発展に取り組んできました。
一方,近年の我が国は少子化問題が大きく取り沙汰されながら総人口はすでに減少局面に入り,さらに社会・経済情勢も引き続き厳しい状況から抜け出せずにいます。
本市をはじめとする地方の自治体においても同じく,かつてのきらびやかな経済浮揚を望むことは難しい状況であり,じわじわと進行する少子化と人口減少は地域の活性化を阻害する原因となっています。
しかし,豊かな自然環境を生かした農林水産業に根ざし確固たる地場産業を抱える本市には,今後も着実に前進できるエネルギーと可能性があると信じています。この10年のうちに少しでも早く人口減少に歯止めをかけ,安定した人口を維持しながら持続可能な地域づくりの礎を築くために,さらに市民一丸となって力を振り絞らなければなりません。
ここに平成28年度から平成37年度(令和7年度)の10年間を計画期間とする第6次枕崎市総合振興計画を策定しました。
今回の計画は「すべての人々が健康で幸せに育ち・住まい・活動し・集い・憩い・交流する環境が整ったまち」をつくるため,それぞれの場面に必要な施策を切れ目なく繋げながら「豊かな自然環境の中で過ごすことで心身の安寧を保ち,活力のある地場産業に支えられ着実に進歩することで,安定した潤いのある未来を見通せる暮らしを築いていける枕崎市」を追求していくことを基本理念として掲げ,目指すべき将来都市像を「活力ある地場産業に支えられ人情味あふれる安らぎと潤いのある枕崎市」と定めました。
第6次枕崎市総合振興計画基本計画 平成28年度~平成37年度(令和7年度)
基本計画編
第1章 安全で潤いとやすらぎのあるきれいなまちづくり(生活環境)
1-1 世代に合わせた快適な住環境づくりの推進
1-2 きれいな水環境の整備
1-3 環境にやさしい潤いのある社会の実現
1-4 災害に強いまちづくりの推進
1-5 市民生活の安心・安全の確保
第2章 快適で便利なコンパクトなまちづくり(都市基盤)
2-1 社会的責任に基づく計画的な土地利用の推進
2-2 求心力のある市街地の形成
2-3 道路交通ネットワークの整備
2-4 高度な情報通信機能の整備
第3章 人と物が交流し,活力みなぎるまちづくり(産業経済)
3-1 地域経済を牽引する水産業・水産加工業の振興
3-2 地域に根ざした農林業の振興
3-3 豊かな暮らしと地域社会を支える商工業の振興
3-4 雇用環境と就業環境の充実
3-5 地域の魅力を増幅する観光の振興と地域間交流
第4章 健康ですべての人々にやさしいまちづくり(健康・福祉)
4-1 生涯を通じた健康づくりの推進
4-3 安定的な社会保障制度の継続
4-4 安心して子どもを生み育てられる環境づくり
4-5 誰もが自立した生活ができる福祉の充実
4-6 高齢者が安心して生活できる仕組みづくり
4-7 地域包括ケアシステム構築に向けた取組
第5章 豊かな人間性と文化を育むまちづくり(教育文化)
5-1 人間性豊かな人をつくる学校教育等の推進
5-2 豊かな人間性を育む生涯学習の推進
5-3 豊かなスポーツライフの実現
5-4 伝統と国際性が織りなす多様な文化の振興
5-5 多様な国際交流の推進
第6章 着実な歩みを進める連携と協働のまちづくり(行財政)
6-1 協働のまちづくりの実践
6-2 質の高い市民サービスの実現
6-3 着実で積極的な行財政改革の推進
6-4 生活圏の拡大に対応した広域行政の推進
参考資料
枕崎市民憲章
枕崎市総合開発協議会規則
枕崎市総合開発協議会委員名簿・まちづくり委員会名簿
枕崎市総合振興計画策定委員会規程
用語の解説