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枕崎の水産業

印刷用ページを表示する掲載日:2017年3月30日更新

 カツオ水揚げ写真

枕崎市は古来より、カツオの一本釣漁業が盛んであり、「カツオのまち」として発展してきました。主な漁業は、遠洋漁業と沿岸漁業です。
遠洋漁業では大型のカツオ一本釣船(約500トン)3隻が操業しており、本市の基幹産業の一つとなっています。
沿岸漁業は漁場が外海に面し、地理的優位性をいかした曳縄漁業をはじめ、一本釣漁業、刺し網漁業、定置網漁業などを行っており、大部分が市内及び近隣市町村へ活魚や鮮魚として出荷されています。
また、本市の南方沖合には東シナ海の好漁場を控え、県内外の多くの大中型まき網漁船が枕崎漁港を基地として操業を行っています。
枕崎漁港における令和5年の水揚量は、カツオ漁業41,105トン、青物漁業20,742トン、沿岸漁業772トン、輸入運搬船(カツオ)2,241トンで、全体の水揚量は65,047トンとなっています。
枕崎漁港は、昭和44年3月に全国に13港しかない特定第三種漁港の指定を受け、平成11年7月には漁港単独では日本で初めて開港(貿易港)指定され、南の水産物流通拠点漁港として発展しています。
また、平成28年5月に高度衛生管理型荷さばき所が開設され、輸出展開も視野に入れながら、より安心・安全な水産物の供給を行っています。