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水路や河川に見られる茶褐色の沈殿物や油膜のようなものについて(鉄バクテリア)

印刷用ページを表示する掲載日:2022年3月25日更新
晴れが続いたり水が流れにくい状態になると、水量の乏しい水路や河川では、水底に茶褐色の沈殿物が見られたり、水面に油膜のようにギラギラしたものが浮いていることがあります。
これは水・土壌中に広く生息している鉄バクテリアという微生物の影響により、水中の鉄分が沈殿物や鉄の酸化皮膜(鉄バクテリア皮膜)になった可能性があります。

顕微鏡で確認したバクテリア 茶褐色の沈殿物 鉄バクテリア皮膜

   <顕微鏡で確認した鉄バクテリア>        <茶褐色の沈殿物>              <鉄バクテリア皮膜>

鉄バクテリアの見分け方

臭い ・・・鉄バクテリア皮膜は、油臭がしません。

膜に触る・・・鉄バクテリア皮膜は、膜が割れて元に戻りません。油膜であれば膜状のままです。

触る前の鉄バクテリア      触った後の鉄バクテリア

     <触る前の鉄バクテリア>               <触った後の鉄バクテリア>

人体への影響について

自然環境中に存在する程度の鉄バクテリアおよび沈殿物であれば人体には無害です。