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サツマイモ基腐病対策について
印刷用ページを表示する掲載日:2025年8月27日更新
種いもの蒸熱消毒で基腐病を予防しましょう!
令和8年産に向けた健全苗確保対策を行う時期になりました。
サツマイモ基腐病は、まずは、ほ場に菌を「持ち込まない」対策として、バイオ苗の導入や蒸熱消毒による健全苗を確保することが重要です。
つきましては、下記を参考に対策くださるようお願いいたします。
サツマイモ基腐病は、まずは、ほ場に菌を「持ち込まない」対策として、バイオ苗の導入や蒸熱消毒による健全苗を確保することが重要です。
つきましては、下記を参考に対策くださるようお願いいたします。
(1)種いもの収穫における注意事項
○種いも専用ほ場(基腐病等の病害が発生していないほ場)から収穫する。
○収穫が遅れないよう、適期(目安として植付130日前後)に収穫する。
○表皮が傷つかないように丁寧に取り扱う。
○収穫が遅れないよう、適期(目安として植付130日前後)に収穫する。
○表皮が傷つかないように丁寧に取り扱う。
(2)種いもの選別における注意事項
○表皮を軽く水洗して、変色や萎縮、軟化を認められる種いもは除去する。
○200~300グラム程度の大きさの芋を選別する。
○種いものなり首と尾部を切除する。
○200~300グラム程度の大きさの芋を選別する。
○種いものなり首と尾部を切除する。
(3)蒸熱消毒における注意事項
○種いも選別後は、できる限り早期に、原則として貯蔵前(9~11月)のまだ暖かい時期に蒸熱消毒を行う。
○蒸熱消毒直後は、表皮が柔らかく傷つきやすいので、丁寧に取り扱い、低温に遭遇しない風通しの良い場所で十分に乾燥し、すぐに伏せこみを行わない。
○蒸熱消毒直後は、表皮が柔らかく傷つきやすいので、丁寧に取り扱い、低温に遭遇しない風通しの良い場所で十分に乾燥し、すぐに伏せこみを行わない。
(4)貯蔵における注意事項
○温度(13±1℃)と湿度(90~95%)を確保できる定期貯蔵庫で保管する。
○貯蔵中に腐敗した種いもは除去し、周囲への伝染を防止する。
○貯蔵中に腐敗した種いもは除去し、周囲への伝染を防止する。