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サツマイモ基腐病まん延防止対策の徹底について

印刷用ページを表示する掲載日:2025年5月28日更新

サツマイモ基腐病対策情報

 サツマイモ基腐病の被害を軽減するためには、初期の発生抑制が重要です。
 つきましては、下記の例を参考に対策くださいますようお願いいたします。

(1)排水対策の徹底

 基腐病菌は水を介して移動するため、水が溜まりやすいほ場で感染株が増加することから、梅雨入りする前に下記の作業を行いほ場に水が溜まらないようにする。
・ほ場の排水状態を再確認し、ほ場に降った雨水がほ場の外へ流れるように、額縁明きょと排水路をつなげる。
・排水路に土砂等が詰まっている場合は除去する。

(2)苗消毒の徹底

 苗消毒を行う当日に調整したベンレート水和剤の500倍液等に、苗全体を30分間浸漬する。

(3)異常株の抜き取り

 定期的にほ場を見回り、葉の変色や萎れが見られたり、株元の茎が黒変している場合には、速やかに株ごと抜き取ってほ場から持ち出すとともに抜き取った株の周辺には銅剤を散布する。

(4)予防防除の徹底

 農薬の特性を踏まえて、下記の散布例を参考に予防防除に努める。
【散布例】
・畝間の土壌から一時伝染を防ぐため、「フロンサイドSC」を植付から3~4週間目と5~6周目の2回(茎葉が畝間を覆う前まで)、畝間土壌を含むほ場全面に散布する。
・その後は定期的に、「トリフミン水和剤」や銅剤などでローテーション散布を行う。
※畝立て前に「フリントフロアブル25」を使用した場合、同一系統の「アミスター20フロアブル」は耐性菌のリスクが高まるので使用しない。

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