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「ダブルケア」を行っている人数
印刷用ページを表示する掲載日:2018年8月8日更新
数字で学ぶ男女共同参画教室(広報まくらざき8月号掲載分)
この「女性約17万人」,「男性約8万人」という数字は,「育児」と「介護」の2つのケアを同時に担う「ダブルケア」を行っている人数の推計です(平成27年度内閣府「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」)。
近年では晩婚化や晩産化により育児世代の平均年齢が上昇しており,この「ダブルケア」が問題となっています。
ダブルケアに直面した就業者のうち,業務量を減らした人は男性が約20%(うち無職になった人が2.6%)なのに対し,女性は約40%(うち無職になった人が17.5%)となっており,ダブルケアが与える就業への影響は女性の方が大きくなっていることがわかります。
今後,高齢化がさらに進むことが見込まれる中で,仕事と育児・介護の両立は重要な課題です。
ダブルケアに対する認識を深めるとともに,育児・介護休業制度や育児・介護サービスを活用するなど,男女が共に仕事・家事・育児・介護等を担い,助け合うことが大切です。
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