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枕崎の埋蔵文化財展
枕崎の埋蔵文化財展
松之尾遺跡について
松之尾遺跡は汐見町,花渡川の河口左岸に形成された海岸砂丘に位置する弥生時代終わりから古墳時代にかけての遺 跡です。
1972年,砂丘南側が工事によって削りとられ,埋葬遺構,土器,鉄器,貝輪などが出土。1979年には区画整理による発掘調査が行われ,土壙墓(どこうぼ)24基が,砂丘北側に発見されました。鉄刀・鉄鏃(てつぞく)などが副葬され,墓域全体に壺・高坏(たかつき)などがおかれていました。
また,南海産の大型貝であるゴホウラ,イモガイ,オオツタノハの貝輪が採集されており,なかでも鍬形石については近畿地方の前方後円墳で出土する鍬形石の祖形になったものと考えられています。
主 催
枕崎市・枕崎市教育委員会
会 期
令和2年5月19日(火曜日)~8月6日(木曜日)月曜日休館
【開館時間】午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
会 場
枕崎市文化資料センター南溟館
観覧料
無 料
展示内容
松之尾遺跡で採集・発掘された資料の展示です。
1972年,砂丘南側が工事によって削りとられ際、発見された埋葬遺構(写真)・土器・鉄器・貝輪などを展示。
新型コロナウィルスに関連した対応
マスクの着用をはじめ,適切な消毒や換気,人との充分な間隔(約2m)の確保など,対策を講じます。また,県の取組みにならい,南溟館の収容定員の半分以下の参加人数の入場とさせていただくため,時間差での入場等,お願いする場合がございます。ご理解とご協力をお願いいたします。
【第1展示場 入場可能人数】30名 【第2展示場 入場可能人数】30名