本物を手にした。 丁寧に暮らそうと思った。 丁寧な暮らしには、心地よい音がある。 本物を手にした。 丁寧に暮らそうと思った。 丁寧な暮らしには、 心地よい音がある。

鰹節を削ると、聴こえてくる音がある。

お茶を淹れると、聴こえてくる音がある。

焼酎を飲むと、聴こえてくる音がある。

それは、枕崎ブランドがもたらす
丁寧な暮らしを奏でる音色の数々。

「丁寧」という言葉の語源は、もともと古代中国の軍隊で、周りに注意を促す警報として使われていた楽器が「丁寧」といい、そこから注意が行き届いていることを「丁寧」と呼ぶようになったという説があります。

鰹の町。枕崎に近づくと
その香りから実感します。

一本釣りは、一回の漁獲量はそう多くありません。ですが、そのことが釣り上げた鰹を丁寧に扱うという独特の漁法に育て上げました。中でも一本釣りした鰹を船上で活き〆(血抜き)した後、急速冷凍し、モチモチとした食感を実現した「枕崎ぶえん鰹」は有名です。枕崎では「新鮮な魚」のことを「ぶえん」といいます。日本で一番多く鰹節を生産しているのは、枕崎市です。枕崎市には40数軒の鰹節の工場があり、市街に入ると、鰹節のいい香りがお出迎えします。鰹節の製造は長年の経験や熟練した職人の技術が求められる製法であり、また本枯節においては長いもので1年かかります。手間を惜しまない“丁寧”な製法は、歴史と伝統があり、枕崎が誇る「枕崎ブランド」です。

写真:鰹節を削っている 写真:鰹節 写真:削られてご飯に乗っている鰹節

おすすめ枕崎ブランド

お茶生産量日本一の
鹿児島県の「走り新茶の里」。

黒潮の流れる広大な東シナ海と、蔵多山や国見岳などの山々、そして南北に流れる花渡川がある自然豊かな枕崎市。暖地性を生かした農業もが盛んで、特にお茶や電照菊の一大生産地となっています。別府地区を中心にお茶畑が広り、日本の中でもいち早く新茶が楽しめる「走り新茶の里」として有名です。海・山・川に囲まれた温暖な気候で育った枕崎茶は「さわやかな香りとコク」を感じて頂けます。また、枕崎市の花きは、南九州最大の電照菊の産地として近代化された施設の中で丹精込めて育てられ、その品質の良さは農林水産大臣賞13回の受賞で実証済みです。畜産も盛んで、やわらかい肉質・深い味わいが特徴の「枕崎牛」や、幻の黒豚といわれる「鹿篭豚」などが有名です。

写真:急須にお茶の葉を入れている 写真:お茶を飲んでいる女性 写真:白い花

おすすめ枕崎ブランド

魚の町は、
匠の技が光る町でもある。
現代に息づく南薩摩の職人技。

枕崎は伝統工芸品の町でもあります。枕崎で60年にもわたって寺社や仏閣の製作を行っている宮大工・山神益郎工房があります。その確かな技術をふんだんに使った手作りの鰹節削り器は、技が光るこだわりの逸品です。港町の豊かな水産と共に成長してきたのが伝統鍛冶。深水の刃物は昔から多くの料理人を魅了し、釣り上げた魚を調理する喜びを倍増させます。枕崎には焼酎界唯一、独自の「樽工房」「樽貯蔵庫」を持っている薩摩酒造があります。その樽工房には樽つくりの技術と技能を伝承する樽職人がおり、焼酎大国鹿児島の中でも注目を集めています。

写真:かつお節削り器 写真:包丁 薩摩守(さつまのかみ) 写真:長期貯蔵麦焼酎「神の河(かんのこ)」

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