本文
男女共同参画社会
男女共同参画社会とは?
男女共同参画社会とは,男女が共にその人権を尊重しつつ責任も分かち合い,性別にかかわりなくその個性と能力を十分に発揮できる社会のことです。
男女共同参画社会を実現するためには,私たち一人ひとりが「男は仕事,女は家事・育児」,「女性(男性)とはこういうもの(こうあるべき)」といった固定的な役割分担意識によって生き方を制限されることなく,男女がよきパートナーとしてお互いに尊重しあい,家庭や職場,地域社会などあらゆる分野においてさらなる一歩を踏み出すことが大切です。
男女共同参画社会基本法
男女共同参画社会基本法は,男女が互いに人権を尊重しつつ,責任も分かち合い,性別にかかわりなく,その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を21世紀の日本社会の最重要課題とし,その基本理念と施策の方向を定めた法律です。
男女共同参画社会基本法5つの基本理念
男女の人権の尊重 | 男女の個人としての尊厳を重んじ,男女の差別をなくし,男性も女性もひとりの人間として能力を発揮できる機会を確保する必要があります。 |
---|---|
社会における制度または慣行についての配慮 | 固定的な役割分担意識にとらわれず,男女が様々な活動ができるように社会の制度や慣行の在り方を考える必要があります。 |
政策等の立案及び決定への共同参画 | 男女が社会の対等なパートナーとして,あらゆる分野において方針の決定に参画できる機会を確保する必要があります。 |
家庭生活における活動と他の活動の両立 | 男女が対等な家族の構成員として,互いに協力し,社会の支援受け,家族としての役割を果たしながら,仕事や学習,地域活動等ができるようにする必要があります。 |
国際的協調 | 男女共同参画づくりのために,国際社会と共に歩むことも大切です。他の国々や国際機関と相互に協力して取り組む必要があります。 |
男女共同参画週間
男性と女性が「男らしさ,女らしさ」よりも「自分らしさ」を大事にして,あらゆる場に自分の意思で参画できる社会を目指すためには,みなさん一人ひとりの取組が必要です。
男女共同参画週間に合わせて,私たちのまわりの男女のパートナーシップについて考えてみませんか。
国・男女共同参画週間(6月23日~29日)
国では,平成11年6月23日に公布・施工された「男女共同参画社会基本法」の目的や基本理念に対する理解を深めるため,毎年6月23日から29日までの1週間を「男女共同参画週間」としています。
令和3年度の男女共同参画週間キャッチフレーズは「女だから,男だから,ではなく,私だから,の時代へ」です。
<外部リンク>
県・男女共同参画週間(7月25日~31日)
鹿児島県では,すべての人々がその人権を尊重され,性別にかかわりなくその個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現に向けて,7月25日~31日を「男女共同参画週間」と定め,様々な催しを行うなど,積極的な推進に取り組んでいます。
県・男女共同参画週間のページ(準備中)
参考サイト
- 鹿児島県男女共同参画センター<外部リンク>
- 内閣府男女共同参画局<外部リンク>