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緊急事態宣言全国解除を受けて(令和2年5月25日)
緊急事態宣言全国解除を受けて(令和2年5月25日)
緊急事態宣言全国解除を受けて [PDFファイル/122KB]
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が全国で解除になりました
本日5月25日、政府は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、北海道に継続されていた新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を解除し、これで全国すべての緊急事態宣言が解除されることとなりました。
ご承知のとおり、鹿児島県はいち早く今月14日に解除されて少しずつ生活も元に戻りつつあるところです。しかしながら、感染症拡大のリスクがゼロになったわけではなく、治療法の確立やワクチンの開発等が実現するまでは、この感染症との共存を図りながら社会経済活動との両立という課題に取り組んでいかなければなりません。今後も、本市では新型コロナウイルス感染症対策本部は維持したまま、基本的な感染防止策の徹底を継続して行くとともに、感染の状況等を継続的に監視し、その変化に応じて迅速かつ適切な対応をとってまいります。
また社会経済活動の維持・再生につきましては、先の臨時議会でも可決いただいた本市の経済活動を維持拡大していくための「事業の継続、雇用の維持」に向けた取組を行っていくことに加え、今後は緊急事態宣言解除後の経済の活性化に向けた取組、さらにはアフターコロナを見据えたチャレンジ、新しい価値づくりへ取り組んでいくために、国の地方創生臨時交付金等を活用した補正予算案を次期6月議会に提案することとしています。
本市としては、感染拡大の第二波、第三波に備え、医療体制の強化を図るとともに、「新しい生活様式」の実践に取り組みながら、感染リスクはゼロにはならないという危機感を持ちつつ、感染症拡大防止と社会経済活動の両立に努めてまいります。
これまで、本市での感染確認ゼロという状況をつくっていただいている市民や事業者の皆様のご理解とご協力、そして医療従事者の皆様のご尽力に心から感謝申し上げます。今後とも皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
令和2年5月25日
枕崎市長 前田 祝成